SURGERY手術について
当院が行う手術について
院長が診察から手術まで
兵庫県明石市の大槻整形外科では膝の手術を行っていて、診察から手術まで院長が担当し、リハビリを含めて最後まで責任を持って診させていただきます。
院長は膝を専門としていて、これまで様々な基幹病院で治療を行ってきた経験を活かして、レベルの高い治療を行わせていただきます。
隣の病院と連携し、院長自らが執刀するので患者様にとっては安心で、半月板縫合や膝前十字靭帯再建、滑膜切除などの内視鏡下手術、膝周囲骨切り術、人工膝関節置換術などの膝の手術を受けていただくことができます。
術後のリハビリ・予防に取り組んでいます
手術を行った後は、当院の2階にあるリハビリテーション室でリハビリを行います。
各種リハビリ機器を設置していて、理学療法士(PT)も在籍しており、院長自身もリハビリを受けた経験があり、最適なメニューをご提案いたします。
より専門的なリハビリが必要な場合には、連携する専門機関をご紹介して、その方が必要とされるリハビリが受けられるようにいたします。
膝の手術も積極的に行っていますが、当院が一番大事にしているのが怪我をしない体づくりで、術後、疾患の再発を抑えるために“予防医学”に基づいたサポート・アドバイス・トレーニングをご提案して、怪我・痛みに悩まされない毎日を応援します。
膝の手術について
膝周囲骨切り術
こちらの手術は変形性膝関節症により軟骨がすり減るなどして、強い痛みが生じていて日常生活に支障が出ている場合などに検討されます。
手術の内容としましては、膝周囲の骨を切ることで膝関節への過度な負担を分散するというもので、侵襲が少なく合併症のリスクが低いという利点があります。
手術の適応となる方
30~50代くらいでスポーツや山登りなど、活発に体を動かされる方が適応となります。
骨が癒着した後は運動に制限がないため、術後、スポーツへの復帰や山登り・観光地巡りなどを行うことも可能になります。
術後の経過について
骨を切るため、患部が過重されると痛みが生じますが、基本的に固定は不要で、翌日から膝が曲げられるようになり、通常、3~6ヶ月程度で骨が癒着して日常生活に復帰できます。
入院期間の目安は3~4週間程度です。
人工膝関節置換術
変形性膝関節症や外傷などで保存療法では対応できないくらいまでダメージを受けた場合、ダメージを受けた膝関節を取り除いて人工関節に置き換える方法です。
痛みの原因となる部分を取り除くため、他の治療と比べて痛み改善の効果が高いのが特徴です。
また痛みがある関節をかばうことで、他の関節へ悪影響をおよぼすのを防ぐこともできます。
手術の適応となる方
膝をしっかり伸ばすことができ、膝の内側または外側のみに痛みがある方、さらに関節リウマチでなく、高度の肥満でない方などが手術の適応となります。
術後の経過について
入院期間の目安は3週間程度で、適切なリハビリを行うことで術後半年から1年程度で膝が安定し、普通に生活を送ることができるようになりますが、あまり激しい運動は勧められません。
人工関節の耐用年数は一般的に15~20年程度とされています。
内視鏡下手術
半月板縫合
半月板損傷に対する手術の1つで、関節鏡(膝の内視鏡)を使った患部を確認し、縫合して治療します。
日常生活に支障を来すような痛みがある方、引っ掛かり感やロッキングを繰り返す方、保存療法では改善が期待できない方などが手術の適応となります。
入院期間の目安は1~2日程度です。
膝前十字靭帯再建
前十字靭帯損傷の場合、損傷した靭帯を縫合しても治癒が期待できにくいため、患者様ご自身の腱(自家腱)を移植する靭帯再建が必要になります。
関節鏡を入れて靭帯再建するための自家腱を採取し、それを移植します。
内視鏡を使用するので侵襲が少なく済み、入院期間の目安は1~2週間程度となります。
術後は日常生活やスポーツへの復帰に向けたリハビリやご自宅でのトレーニングなどを行い、9~12ヶ月程度で競技復帰が可能となります。
滑膜切除
関節鏡を使って異常が生じている滑膜を切除する手術で、高周波電気メスにより異常滑膜を蒸散消去します。
主に関節リウマチや変形性肩関節症の治療として行われ、保存療法を行っても再発を繰り返すような場合に適応となります。
ただし、関節リウマチを完治させる手術ではないため、術後もリウマチの継続的な治療が必要になります。