OSTEOPOROSIS骨粗鬆症
骨粗しょう症を
早期発見・早期治療
骨粗しょう症とは?
骨粗しょう症とは、加齢などが原因で骨のカルシウム量などが減少することで、骨がもろくなり骨折しやすくなる疾患です。
骨粗しょう症は痛みなどの自覚症状が現れにくく、ゆっくりと進行していくため、ご自身ではなかなか気づきにくく、発見が遅れがちです。
高齢化にともない骨粗しょう症の方は増加傾向にあるものの、実際に治療を受けられている方は全体の2割程度とされていて、骨折して初めて見つけるケースが多いのが特徴です。
閉経後の女性は
特にご注意ください
閉経後女性で、「背中が曲がってきた」「身長が縮んだ」「腰や背中が痛い」などの症状がある場合は特のご注意ください。
「年のせい」と勘違いすることが多いのですが、加齢ではなく骨粗しょう症による症状である可能性が高いです。
骨粗しょう症になるとご本人も気づかないうちに骨の強度が低下し、“いつの間にか骨折”が起こることがあります。
骨粗しょう症は予防が重要となる疾患で、上記のような症状に気づいた場合はもちろん、そうでない場合でも閉経前後に一度検査を受けられることをおすすめします。
こんな痛みで
お困りではありませんか?
- 背中が丸くなった
- 身長が縮んだ
- 立ち上がる時に腰や背中が痛む
- 家事をしていると腰や背中が痛むことがある
など
このような症状に心あたりがありましたら、お早めに兵庫県明石市の大槻整形外科へご連絡ください。
骨粗しょう症のリスク
一度骨折すると
繰り返しやすくなる
骨粗しょう症になり、一度骨折してしまうと次の骨折が起こるリスクが数倍にも高まります。
骨粗しょう症で最も多いのが背骨の骨折(脊椎圧迫骨折)ですが、椎体を骨折すると股関節や肩、手関節と、まるでドミノ倒しのように次々と骨折が起こるようになります。
そのため、骨粗しょう症では最初の骨折をいかに防ぐかが重要になります。
寝たきり・要介護状態の
リスクが高まる
骨粗しょう症により大腿骨を骨折してしまうと、QOL(生活の質)が低下してしまい、そのまま寝たきり・要介護状態になるリスクが高まります。
いつまでも元気で健康な毎日を送るためにも、骨粗しょう症の早期発見・早期治療は重要となるのです。
骨粗しょう症の
検査・治療
40歳を過ぎたら定期検診を
女性の場合、骨粗しょう症は閉経後にリスクが高まりますが、骨折を予防するためにはそれより前から定期的に検査を受けることが大切です。
レントゲン検査による骨密度検査や血液検査などで骨の状態を詳しくお調べいたしますので、40歳を過ぎたら積極的に定期検診を受けるようにしましょう。
適切な治療で地域の皆様を
骨折から守ります
近隣にはご高齢の方がたくさんおられて、かかりつけ医として皆様を骨折させて寝たきり・要介護状態にはしたくないというのが当院の思いです。
骨吸収を抑制するお薬や骨造成を促進するお薬など、骨粗しょう症の各種治療薬を適切に選択し、処方することで地域にお住まいの方々を骨折からお守りします。
薬物療法だけでなく、食事療法や運動療法なども並行して、症状改善や転倒防止に努めます。